下関・飯塚・田川そして小倉
平成筑豊鉄道
 福岡県の筑豊地区で九州旅客鉄道(JR九州)から継承した旧国鉄特定地方交通線の伊田線・糸田線・田川線の各線を営業しているほか、2009年4月からは、北九州市からの委託で同市門司区にて特定目的鉄道として門司港レトロ観光線(愛称:北九州銀行レトロライン)のトロッコ列車を運行している。
 門司港レトロ観光線を除く伊田線・糸田線・田川線は各線とも筑豊本線から産炭地に向けて分岐する支線を発祥とし、単行のディーゼルカー主体で運行される典型的なローカル線である。ただし、運転本数・駅数ともに旧国鉄および転換前のJR時代の約2倍に増やすなど積極経営に転じ、沿線の学校に通っている学生や田川市立病院に通院する高齢者など、いわゆる交通弱者にとっては非常に重要な交通機関となっている。同時に、それら施策の影響で沿線エリア内の西鉄バス(現在の西鉄バス筑豊)利用者が大幅に減少し、バス路線の廃止が相次いだ。
小倉⇔下関 間を走る列車
2020年9月28日

小倉⇔後藤寺 間(日田彦山線)を走る列車
2020年9月29日

車内の写真
石原町駅
香春駅
田川伊田駅
後藤寺駅

ICOCAが使えない地域で現金で清算
(右下の写真)
平成筑豊鉄道の車両(金田行)