慶沢園と天王寺界隈
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新 世 界

庶民的な歓楽街として親しまれてきた新世界だが、大手私鉄のターミナルに位置しないこと、観光の多様化などに伴い、1990年代までは衰退していた。しかし、発展していない「昔の繁華街」の雰囲気が、現在は却って観光資源になっている面もある。
 かつての新世界は、その独特の雰囲気で人々を惹きつけ、多くの小説・漫画の舞台ともなったが、一方で「街娼に声をかけるな」の貼り紙が至る所にあるなど、一般人はおいそれと立ち入り難い側面もあった。
 1997年(平成9年)、新世界では久々の大規模施設としてフェスティバルゲートとスパワールドが、大阪市所有の市電車庫跡地に開業したものの、2004年(平成16年)6月にはフェスティバルゲートは経営破綻している。

通 天 閣

 現在の通天閣は二代目で、1956年(昭和31年)に完成した。通天閣観光株式会社(つうてんかくかんこう、Tsutenkaku Kanko Co.,Ltd.)により運営されている。避雷針を含めた高さは103m(塔自体の高さは100m)。設計者は、ほぼ同時期にできた名古屋テレビ塔、東京タワーなどを手がけた内藤多仲。建設を施工したのは奥村組である。
 「通天閣」とは、「天に通じる高い建物」という意味で、命名したのは明治初期の儒学者、藤沢南岳である。


大阪市立美術館

大阪市立美術館は、市民が優れた美術文化に接する機会を提供し、生活に潤いをもたらすとともに、美術家の活動を助成し、広く大阪の文化振興に資することを目的として、昭和11年5月に開館しました。

新世界と通天閣



市立美術館からの展望 天王寺動物園と通天閣 市立美術館

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