(奈良・天川村)
2016年11月7日
 龍泉寺の境内には、「龍の口」と呼ばれる泉から湧き出る清水が流れていて、修験者たちから「清めの水」とされ、大峰山の第一の水行場とされるなど、修験道の道場として著名である。

 洞川から大峰山(山上ヶ岳)を登る修験者は、宗派を問わず、龍泉寺で水行の後、八大龍王尊に道中の安全を祈願するのが慣例となっている。

 洞川地区の中心的寺院として龍王講社を組織し、多くの参詣を組織しているなど、大峯山山上ヶ岳への登拝の出発点となっている。

 毎年10月に、八大龍王堂大祭が行われる。

龍泉寺の紅葉