アクセス
☆ 大阪市営地下鉄谷町線
「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」より徒歩5分
☆ JR「天王寺駅」より徒歩10分
☆ 近鉄「阿部野橋駅」より徒歩11分

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 西暦593年、推古天皇元年に起こった物部守屋と蘇我馬子の合戦に勝利したことで、四天王を祀るために聖徳太子が建立したと伝えられる、伽藍配置は大陸の影響を色濃く受け「四天王寺式伽藍配置」といわれるもので日本初の本格的な仏教寺院。南から北へ向かって中門、五重塔、金堂、講堂を一直線に並べ、それを回廊が囲む形式となっており、日本では最も古い建築様式のひとつ。仏教の根本精神の実践の場として、中心伽藍の北には、「敬田院」(仏法修行の道場)、「施薬院」(病人に薬を与える所)、「療病院」(病人を収容し病気を癒す所)、「悲田院」(身寄りのない人や年老いた者を世話する所)の四箇院がある。たび重なる戦禍と災難によって焼失したが、1963年に再興された。全敷地面積三万三千坪の広さをもつ四天王寺の境内には、聖徳太子を祀っている「太子殿」や、近畿三十六不動尊第一番の霊場の「亀井不動堂」、日本庭園の「極楽浄土の庭」などがある。