Queen Elizabeth in KOBE
 イタリアのフィンカンティエリ社のモンファルコーネ造船所で建造され、2010年に竣工された。2092人を収容でき、全長は294mでキュナード社が建造した船舶の中ではクイーン・メリー2、初代クイーン・エリザベス、クイーン・メリーに次いで4番目に長く、クイーン・ヴィクトリアと同じ全長である。内装は初代クイーンエリザベスの就航した1930年代のアール・デコを基調としている。デッキは12層で客室は全部で1029室あり、そのうちの838室は海側の客室(オーシャンビュー)である。
先代・先々代のような高速のオーシャン・ライナーとしての機能は有していない。クイーン・エリザベスの就航により、キュナード社はクイーン・エリザベス2の引退以来、再び3隻のクイーンが就航する。船名にクイーン・エリザベスの名を用いることは女王の許可を得ている。
2014年3月19日


船歴
船籍 イギリス
所有 ーニバル・コーポレーション
運航 キュナード・ライン
発注 2007年10月
起工 2009年7月2日
進水 2010年1月5日
命名 2010年10月11日
処女
航海
2010年10月12日
性能諸元
総トン数 90,400トン
全長 294m(964.5ft)
全幅 32.3m(106ft)
全高 62,5m
喫水 8m(26ft)
機関 4 ×;MaK社製
12 M 43 C ディーゼル
2 × MaK 8 M 43 C
ディーゼル63.4 MW
速力 約23.7ノット
定員 乗客2,092名